トイレホン、、、電話機じゃなくって本の話、、、
トイレに入るときに、どうしても本を探してしまう。
ギャ~、耐えきれぬ、、という事態を避けるために最近すぐそばにある種の本を置いている。常備薬のようなもの。
実はこの本選びが難しくって、長編小説じゃダメだし、恋愛ものもなんかその場がねぇ、、、。政治経済歴史、、、なんか理屈っぽいウンチが出てきそうで嫌だなぁ、、、と。
昔ならこういう時には佐藤春子とか田辺聖子、北杜夫とか星新一・中島らも・・・などを用意していたんだが、最近はずっとこれ!
同時通訳家の米原真理さんと放浪紀行家の高野秀行さんのを常備している。
これね、米原さんと高野さんを尊敬しつつ、尚且つ超面白い、トイレ限定にしているというわけでもないのであしからず。
「トイレホン」・そこは私なりの決まりごとがあって、
- ページをめくった瞬間に面白い話が出てこなければならぬ。
- 短文で一話完結しなければならぬ。
- 続きを読みたくて仕方ないのだが「今日はこの辺で勘弁してやる、、」というくらいのゆとりが無ければならぬ。
どこかに持ち歩くと、いつも気になって早く読んでしまいそうでもったいない。そんな気にさせるいい本でなければならぬのです。
よく女性で、お風呂でゆっくり本を読むという方がおられるが、私はそれが出来ない。本がふやける前に私がふやけてしまうから。私はカラスも驚くほどの素早い行水なのだ。
さ~て、、、飯も食ったし、トイレ・トイレ~